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見た目スッキリ!狭い部屋を広く見せる収納アイデア

広い部屋

「部屋が狭くて圧迫感がある」「見た目がゴチャゴチャしてしまう」そんな悩みを抱える人は多いでしょう。でも実は、限られたスペースでもアイデア次第で十分広々と感じられるようになるのです。錯覚を上手に活用しつつ、収納レイアウトを工夫して狭い部屋をスッキリ見せるためのテクニックをご紹介します。

高さと奥行きを意識した家具選び

狭い空間を広く見せるために重要なのが、家具の「高さ」と「奥行き」のバランスです。低めの家具を選ぶと天井が高く感じられますし、奥行きが浅い棚を使えば圧迫感が減ります。
特にテレビボードやソファなどは、背の低いものを選択するだけで部屋全体がスッキリした印象に。視線が遠くまで抜ける感覚を生むことで、実際の面積以上に開放的に感じられるのです。

鏡と照明で錯覚を演出

狭い部屋を広く見せるには、視覚的なトリックも効果的です。代表的なアイテムは鏡と照明。大きめの姿見やウォールミラーを壁際に設置すると、部屋の奥行きが倍増したかのような錯覚を得られます。また、暗い部屋ほど圧迫感が強くなるため、間接照明やフロアライトなどを使って部屋全体を明るくすると良いでしょう。
照明の色味にも気をつけてみてください。暖色系よりも昼白色や昼光色のほうが、より明るく清潔感のある空間に見せることができます。

収納スペースは目線より下部に集中

視線の高さにゴチャゴチャしたモノが見えると、どうしても部屋が散らかって見えがちです。そのため、本棚や衣装ケースなどは、可能な限り低い位置か、フタ付きで中身が見えないタイプを選ぶのがおすすめ。
クローゼット内に引き出しを追加するなど、「見せない収納」を活用すると、部屋の中には余計なモノを置かずに済みます。必要なアイテムを素早く取り出せる上、表面上はスッキリ感をキープできるので一石二鳥です。

縦の空間を活かす壁面収納

狭い部屋では床面のスペースが限られます。そこで注目したいのが壁面の活用。オープンラックや棚を壁に取り付ければ、デッドスペースだった高さ部分を収納として使えます。
ただし、壁面収納を増やしすぎると、今度は圧迫感の原因になることも。飾り棚にはお気に入りの雑貨だけを置くなど、見せるモノを厳選するのがコツです。

「狭い部屋=使いづらい」と諦めるのは早計です。高さを抑えた家具、壁面活用、鏡や照明による演出など、ちょっとした工夫で広々と感じられる空間を作ることは十分に可能。さらに、収納方法を見直すことで部屋に散らかりを生じにくくし、よりスッキリと見せることができます。限られたスペースを最大限に活かして、快適なミニマルライフを楽しみましょう。