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玄関周りをスッキリ!靴や傘を収納してただいまが気持ちいい家へ

傘と靴

家に帰ってきたときに最初に目に入るのが玄関。そこで散らかった靴や乱雑に置かれた傘を見ると、疲れがどっと押し寄せることはありませんか? 反対に、靴がきちんと整理され、傘や鍵が見やすくまとまっている玄関だと、「ただいま!」の瞬間から気持ちよく過ごせます。玄関周りをスッキリと整える収納術を詳しく解説。ちょっとした工夫で、家全体の印象までガラリと変わりますよ。

玄関の散らかり原因を知ろう

靴の出しっぱなし

家族が多いほど、履き終わった靴がそのまま玄関に放置されがちです。特に子どもの靴はサイズが小さい分、積み重なっても気づきにくいのが困りもの。一度に何足も出しっぱなしだと、たちまち散らかった印象になります。

傘やレイングッズの放置

雨の日に使った傘やレインコートを、濡れたまま玄関に置いてしまうことも散らかりの原因。雑多に立てかけられた傘や水たまりは、衛生面や床の傷みも気になるところです。

鍵・小物の置き場所が定まらない

ポケットやバッグから出した財布や鍵、ハンコ類をつい適当な場所に置いてしまうと、次に出かけるときに見つからない…という悪循環もよくあります。

靴収納のポイントは見せない&取り出しやすさ

シューズボックスをフル活用

家族分の靴をすべて玄関に出しておく必要はありません。シーズンオフの靴やめったに履かない特別な靴は、クローゼットや奥の棚にしまい、普段使いの数足だけをシューズボックスの取り出しやすい位置に収納しましょう。

玄関のたたきには最小限しか置かない

1人1足などルールを決めて、今履いている靴だけをたたきに置くようにすると、常にスッキリした玄関をキープできます。帰宅したら靴をサッと拭いてからシューズボックスへしまう癖をつけると、汚れや臭い対策にも有効です。

傘や小物の収納テクニック

傘立てやフックを使い分ける

傘立てにまとめて立てると雑然としやすいので、短い折りたたみ傘は壁かけフックや専用ホルダーを活用し、長い傘だけを傘立てに入れるなど、用途に応じた収納を心がけます。濡れた傘はタオルで軽く水気を拭いてからしまうと、カビや臭いの発生も防ぎやすくなります。

キーラックや小物トレーの設置

鍵やハンコ、印鑑など、外出時に必要な小物は玄関周りに専用スペースを確保しましょう。壁に取り付けるキーラックや棚の上に小さなトレーを置くだけで、迷子になりやすいアイテムを一括管理できます。出かけるときにサッと手に取り、帰宅時にも同じ場所に戻せば紛失リスクが激減します。

玄関を美しく保つアイデア

香りやグリーンで演出

靴の匂いが気になる場合は消臭スプレーを活用するとともに、小さな観葉植物やアロマディフューザーを置いてみるのもおすすめ。玄関の雰囲気が一気に明るく、清潔感が増します。

照明と鏡で広く見せる

玄関が暗いとどうしても狭く感じがち。明るめの照明に切り替え、姿見やウォールミラーを取り付けると、奥行きを感じさせる効果があります。外出前の身だしなみチェックにも便利。

たたきの掃除を習慣化

砂やホコリが溜まりやすい玄関は、定期的に掃いて清掃するだけでも見違えるようにスッキリ。天気のいい日はドアを開けて風通しを良くし、湿気をこもらせないようにすると臭い対策にもなります。

玄関は家と外をつなぐ大切なスペースだからこそ、整頓や掃除が行き届いていると気持ちよく暮らせます。靴の出しっぱなし対策にはシューズボックスの活用とルール化が重要。傘や小物の置き場を決めておけば、散らかる心配がぐんと減ります。また、明るい照明や観葉植物、ミラーを活用すれば、視覚的な清潔感と開放感もアップ。
「ただいま」と帰ったときにホッとできる玄関は、家全体の印象を格上げする効果もあります。ほんの少しの手間と工夫で、帰宅が楽しみになるような爽やかな玄関を目指してみませんか?